日本ブルガリア経済セミナーを開催しました

高輪キャンパスで9月20日に、日本ブルガリア経済セミナーが開催されました。2019年は、日本とブルガリア両国が正式なコンタクトをとってから110周年、外交樹立80周年、戦後の国交回復から60周年の両国交流に関する三つの記念周年が重なることから両国で”2019年トリプルアニヴァーサリー記念行事”が行われており、今回のセミナーもその一つとして開かれたものです。駐日ブルガリア共和国大使館と一般財団法人日本ブルガリア交流協会の主催で、本学が特別協賛しました。

開会にあたっては、まず、主催者を代表してボリスラフ・コストフ駐日ブルガリア共和国大使閣下が本セミナーの趣旨を述べ、あいさつしました。次に日本側からは、茂木敏充外務大臣(衆議院日本ブルガリア友好議員連盟会長)と山田俊男参議院議員(参議院日本ブルガリア友好議員連盟)が来賓として友好国に敬意を表す旨をあいさつ。最後に両国の架け橋を担う本学からは吉川直人副学長が登壇しました。吉川副学長は、1966年から始まった本学とブルガリアの交流の歴史を紹介し、「国際社会がさまざまな困難に直面する中、ブルガリアと学術的・教育的な交流を続け、両国のいっそうの社会発展に貢献すべく、私たち東海大学も力を尽くします。本学で開催する今日のセミナーが、来場の皆さまの活発な交流を促進する起爆剤となるよう祈念します」と開会のあいさつを結びました。

その後、ブルガリアからリリヤ・イヴァノヴァ氏(経済省副大臣)が基調講演を行うとともにボイコ・タコフ氏(中小企業庁長官)、アントアネタ・バレス氏(投資促進ゾーン理事長)、ヴラディミール・カネフ氏(ブルガリアにおけるJETRO特派員)が登壇。一方、同国で事業を手掛けている日本企業を代表して、青木洋氏(住友商事株式会社)と百瀬祥一氏(全国農協食品株式会社代表取締役社長)、松原健二氏(株式会社セガゲームス代表取締役社長COO)が講演しました。ブルガリア側の講演者は、IT分野や自動車産業などで成長を続けているブルリア経済の状況や日本との貿易の現状、ブルガリア政府の企業支援制度などを紹介。日本企業の代表者は、各社がブルガリアに進出した背景や事業内容、事業拠点としてのブルガリアの可能性、今後のビジョンなどについて語りました。

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