「Online Global Citizenship Seminar “英語で笑おう – Rakugo in English Part2」を開催しました

東海大学では11月7日に、オンラインで「第31回Online Global Citizenship Seminar “英語で笑おう – Rakugo in English Part2」を開催しました。この催しは、グローバル推進本部が主催し、キャンパスの国際化を進めるために、さまざまな分野の専門家や、目標に向かって挑戦を続ける学生や教員が、全編英語による講演を行うもの。今回は昨年に続きカナダ出身の落語家・桂福龍さんが講師を務め、本セミナーでは2回目となる英語落語会を開催しました。

当日はまず、福龍さんの自己紹介に続いて、高座の際に使う扇子や手ぬぐい、羽織などについて説明。「落語をあまり知らない人も、扇子を箸に見立てて、そばをすするというシーンは見たことがあるはずです。箸のほかにも、筆や刀などに見たてて使うこともあります。手ぬぐいや羽織も話の内容を伝える上では、重要かつさまざまな役割を果たしています」と話しました。福龍さんはその後、「動物園」や「新天神」をはじめとした演目を披露。英語の苦手な学生に向けて途中に日本語を挟み、「英語がわからない部分があっても心配せず、自分が面白いと思ったところで心置きなく笑ってほしい」と語りかけました。

高座後には質疑応答も行われ、「落語家を目指したきっかけは?」「今後の夢を教えてください」といった質問が寄せられていました。参加した学生は、「英語の落語は初めて聞いたがとても面白かった」「少し英語が理解できない部分でも、洗練された身振り手振りでとてもわかりやすく、楽しい時間を過ごすことができました」と話していました。