東海大学沖縄地域研究センターが「エコプロ2018」にブースを出展しました

東海大学沖縄地域研究センターでは、12月6日から8日まで東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2018」(主催:一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社)にブースを出展しました。この催しは、環境関連ビジネスの創出や技術開発、自然と共生できる暮らし方の提案などを目的に毎年開催されているものです。今回は、「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」をテーマに環境問題をはじめとする社会のさまざまな問題や課題を解決するイベントとして実施され、総来場者数は16万2217名(主催者発表)でした。

本センターが学外のイベントにブースを出展するのは初めての試みとなることから、今回は沖縄県・西表島の本センターを拠点として取り組まれている幅広い研究や、本学の各学部などがフィールドワークとして活用している事例について紹介しました。期間中は、本センターの藤野裕弘所長(教養学部人間環境学科自然環境課程教授)と研究室に所属する大学院生がブースに立ち、来場者への説明役を務めました。藤野教授は、「西表島という自然豊かな立地なので、自然環境に関する研究だけに取り組んでいると思われがちなのですが、希少生物や考古学の調査など多岐にわたる研究、さらにフィールド演習教育を行っていることを周知することをテーマに据えて、展示用のVTRやポスターを作成しました。本学ならではの研究体制を企業や団体、社会科見学で訪れている小中学生に伝えられたと思います」と語ります。また、大学院生は、「自然環境に関する研究はその地域だけで完結するものではなく、企業や教育機関からのサポートも必要になります。このような場で企業や学生に興味を持ってもらい、産学連携や若手研究者の育成につながれば」と話しました。

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