医学部の教員が「第26回肝細胞研究会」を企画・運営しました

医学部医学科の教員が、5月23日と24日に横浜市開港記念会館で開催された「第26回肝細胞研究会」の企画・運営を担当しました。基盤診療学系先端医療科学の稲垣豊教授(大学院医学研究科マトリックス医学生物学センター長)が会長を務め、同領域の教員らが事務局を担当。「原点回帰」をテーマに講演やシンポジウムなど多彩なプログラムが実施され、全国から多数の研究者らが参加しました。

開会にあたり、稲垣教授が登壇。「本研究会は、基礎と臨床の研究者が自由闊達に意見を交わし、若手や中堅の研究者が自由な雰囲気のもとで発表や討論をすることで発展してきました。ぜひ活発に議論するとともに、交流を深めてください」とあいさつしました。

2日間にわたり、特別講演や招待講演、教育講演をはじめ、ランチョンセミナーやテクニカルセミナー、シンポジウム、ワークショップ、一般口演、ポスター発表が行われ、活発な質疑応答や意見交換が行われました。本学からも多くの研究者が成果を発表しました。

なお、本学の研究者による主な発表は以下のとおりです。
【ランチョンセミナー】
◇加川建弘教授(医学部内科学系消化器内科学/医学部付属病院肝疾患医療センター長)
 「ポストDAA時代の肝臓病学―胆汁酸研究の新展開」
◇遠藤 整講師(医学部基盤診療学系衛生学公衆衛生学)
 「高学習能モデル動物Tokai High Avoider(THA)ラットを規定するメタボローム特性」

【シンポジウム「エクソソームを介した肝病態の制御機構】
◇柳川享世特任助教(医学部基盤診療学系先端医療科学/マトリックス医学生物学センター)
「造血系細胞が分泌するエクソソームを介した肝発生と傷害肝修復の制御機構」

【一般口演】
◇紙谷聡英准教授(医学部基礎医学系分子生命科学)
「ゲノム編集を用いたヒトiPS細胞由来胆管疾患解析系の構築」
◇中野泰博 前特定研究員(医学部基盤診療学系先端医療科学/マトリックス医学生物学センター)
「肝線維症に対する肝星細胞の脱活性化誘導因子による遺伝子治療の展望」

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