創造科学技術研究機構のタギザーデ講師が中東調査会で講演しました

東海大学創造科学技術研究機構のタギザーデ・ヘサーリ・ファルハード講師が、1月20日に日本記者クラブで開催された国際情勢シンポジウム「『自由で開かれたインド太平洋』と中東―港湾開発、連結性、地域秩序への含意-」で講演しました。当日は4名の専門家による講演と討論の形式で行われ、タギザーデ講師は討論者の一人として登壇。外務省や経済産業省の公務員や貿易関係企業の専門家ら約70名が聴講しました。

当日は、各研究者がインド太平洋の地域秩序を守り、日本政府が掲げている「自由で開かれたインド太平洋」ビジョンを実現するために中東地域が果たすべき役割や国際連携の重要性について議論。インドとイランが中心となって整備を進めているチャバハール港(イラン)や、中国の「一帯一路構想」に基づいて中国とパキスタンが整備しているグワーダル港(パキスタン)ど、国際協力によるインフラ整備の実例や、そうした活動が地域秩序に与える影響などが紹介しました。タギザーデ講師は、パネルディスカッションではインド太平洋時代における日本とインドの協力やチャバハール港開発と日本―イラン関係についてもコメントしました。

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