教職員向けに「英語タイポグラフィ研修~ざんねんな英語表記から“正しく伝わる”英語表記へ~」を開催しました

グローバル推進室では3月5日にオンラインで、グローバルSD・FD研修の一環として「英語タイポグラフィ研修~ざんねんな英語表記から“正しく伝わる”英語表記へ~」を開催しました。日常生活の中で目にする看板や案内表示などに使われる英語表記の間違いや、ビジネスパーソンとして不自然な表記を学び、学内における英語案内の意図・情報が正しく伝わるための改善点を見出すことを目的に、グローバル推進室が企画しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のためWEBビデオ会議システム「Zoom」で開催し、約20名の教職員が参加しました。

当日は、法人や教育機関向けのグローバル研修を行うインターナショナルエジュケーションサービス株式会社の冨田八枝子氏とエロル・ハント氏を講師に招きました。初めに、街中ののぼりや看板などに書かれている英文が正しい文章表現になっているかをクイズ形式でチェック。事前に参加者から集めたキャンパス内の案内標識も例に出し、ハント氏が正しい表記を解説しました。また、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いたグループワークも行い、事例に適した表現についてディスカッション。質疑応答の場面では、「日本の案内板には細かい説明書きも多いが、どこまで英訳するべきでしょうか?」「英文をすべて大文字で表記する意味は?」など、活発に意見が寄せられ、ハント氏の解説を通じて学びを深めました。

参加者からは、「英語表記の掲示についてあらためて考えたことにより、日本語で『本当に伝えたかったこと』を見直すいい機会になりました」「私たちは日ごろの業務において禁止事項などを細かく伝えようとしがちですが、相手にしてもらいたいことをシンプルに伝えることが大切だと学びました。英語だけではなく、伝え方を考えるいい機会になったと感じています」といった声が聞かれました。