「TOKAI-FEFU Joint Workshop on Marine Science Rsearch2021」を開催しました

東海大学では7月1日にオンラインで、ロシア・ウラジオストクの極東連邦大学とともに「TOKAI-FEFU Joint Workshop on Marine Science Rsearch2021」を開催しました。両大学で海洋学に携わる研究者3名が講演し、海洋関連技術における今後の発展や連携の方向性などについて活発な議論が展開されました。 

本学では、文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業」の採択を受け、極東連邦大をはじめとするロシアの大学と連携して「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成:主に極東地域の経済発展を目的として」を展開しています。また、ロボティクスや次世代型ロケットエンジンなどの最先端技術について両大学の研究者が意見を交わす学術ワークショップも開き、学術交流の活性化に力を入れています。 

今回のワークショップでは、坂本泉教授(海洋学部海洋地球科学科)が、駿河湾におけるサクラエビの生息状況調査を市販のカメラを使って安価でかつ正確に行う技術を紹介。調査結果を生かし、行政と漁業者、坂本教授ら研究者が連携して進めているエビの資源量回復に向けた施策についても語りました。また清水賀之教授(同)は、深海に眠る希土類元素を探査・採集するロボット技術について解説しました。極東連邦大学からはPeter Unru教授(工学部電気通信計測学部)が講演し、海水中を潜航する船舶間で行われる通信の性能向上に向けた研究を紹介。通信海域内での水温や魚類・プランクトンの生息数が通信に与える影響と安価でかつ効果的な対策法などについて語りました。