湘南キャンパス15号館のトレーニングセンターリニューアルセレモニーを開催しました

東海大学ではこのほど、湘南キャンパス15号館地下にあるトレーニングセンター(CTC)の設備を一新。4月3日にリニューアルセレモニーを開催しました。CTCでは、全国大会で輝かしい実績を残す部活動の選手たちが、筋力強化や柔軟性・瞬発力の向上を目指して日々トレーニングに励んでいます。日本の大学にある設備としてはトップクラスの広さ(延べ床面積1050㎡)を誇り、今回のリニューアルでは世界トップアスリートも使用する機器を多数導入しました。

これまでの白を基調とした内装から、青をベースとした明るい雰囲気へと刷新。中央のスペースには、アメリカのプロスポーツチームの競技場にも用いられている高品質な人工芝を20mにわたって敷設。1mおきに目盛りがあり、室内でも用途に合わせた軽度なスプリントトレーニングが可能になっています。また、トレーニングマシンはアスリートにとって重要な背筋力を鍛えるためのマシンを増設。ウエートリフティングなどで用いられるバーベルには、1964年の東京五輪以来6度のオリンピックで使用されてきた国産メーカーであるウエサカ ティー・イー社製のシャフトを導入。女性アスリートでも適度な負荷でトレーニングができるよう段階的な太さのシャフトを用意しています。さらに、柔軟運動やウォーミングアップのためのフリースペースの床には、汗や飲み物などの水分が付着しても滑りにくい特別な加工を施し、段差をなくすことでより自由度の高い空間となりました。

セレモニーには、梶井龍太郎学長代理や各運動部の監督、選手らが出席。梶井学長代理は、「東海大学を代表して戦うアスリートを支える素晴らしい設備が完成しました。日本、そして世界へと羽ばたく選手一人ひとりの競技力向上につなげてほしい」とあいさつ。梶井学長代行、スポーツプロモーションセンターの陸川章所長(男子バスケットボール部監督)、今回のリニューアル施工・納品を担当した㈱THINKフィットネスゼネラルマネージャーの尾﨑裕之氏によるテープカット後には、施設見学会を実施。陸川所長は、「私が指導する男子バスケットボール部はもちろん、すべてのクラブがCTCでのトレーニングを競技力向上の基礎としています。優れた設備だけでなく、この美しい内装に選手たちのモチベーションも大きく上がります。素晴らしい環境を整えてくださった関係者の皆さまに心から感謝しています」と話していました。