硬式野球部の長谷川国利新監督らが就任しました

湘南キャンパスの硬式野球部に1月1日付で、前読売ジャイアンツ女子チーム助監督の長谷川国利監督(1984年度政治経済学部卒・スポーツプロモーションセンター特任准教授)が就任。元トヨタ自動車硬式野球部監督の田中大次郎助監督(1990年度文学部卒・スポーツプロモーションセンター所属)、前金沢学院大学野球部コーチの酒井勉コーチ(85年度文学部卒・スポーツプロモーションセンター所属)も着任し、12日の全体練習から新体制がスタートしました。

長谷川監督は付属相模高校から本学に進学し、硬式野球部では2、3年次生で首都大学リーグ戦のベストナイン外野手に2度選出され、今も破られていない31試合連続安打のリーグ記録を達成。明治神宮野球大会では連覇を経験し、4年次には主将を務めました。卒業後はドラフト4位で横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)に入団し、現役引退後の90年からは大洋、読売ジャイアンツのスカウトとして数々の名選手獲得に尽力。昨年は巨人女子チームの助監督を務めました。田中助監督は愛知県・東邦高校出身で、本学では4年次生のときに主将を務め、主に3番三塁手として試合に出場。卒業後はトヨタ自動車で活躍し、2014年の社会人野球日本選手権では監督としてチームを優勝に導きました。酒井コーチは付属浦安高校から本学に進み、日立製作所を経てドラフト1位でオリックス・ブレーブス(現・オリックス・バファローズ)に入団。1年目から9勝を挙げるなど活躍し、引退後はオリックスや東北楽天ゴールデンイーグルスでコーチを務めました。

12日の全体練習では初めに長谷川監督が、「それぞれにテーマを持ってグラウンドに入ってほしい。素直に、謙虚に、我慢の心を持って、楽しく、明るく頑張って優勝できるようにやっていきましょう」と選手たちに語りかけました。午前中の練習後には報道陣の取材に応え、「母校の監督を任せていただくプレッシャーもありますが、恩返しができるようにやっていきたい。まずは投手陣の強化が必要。少ないチャンスを生かして僅差のゲームを勝てるチームを目指します」と意気込みを語りました。