スポーツプロモーションセンター(SPC)では2月16日に湘南キャンパスで「指導者勉強会」を開催しました。本学強化指定クラブの指導者が一堂に会し、知識や情報を共有することを目的としたもの。今回はSPC所長の陸川章教授が講演し、約50名が参加しました。

陸川教授は日本体育大学を卒業後、NKKシーホークス(日本鋼管)でプレーし日本代表にも選出されました。NKKの廃部と同時に現役を引退し、コーチング留学のためアメリカに渡航。2001年度から24年度まで湘南キャンパス男子バスケットボ―ル部の監督を務め、全日本大学選手権大会(インカレ)でチームを7度の優勝に導きました。昨年度のインカレを最後に勇退し、今年度はアソシエイトコーチとしてチームの指導にあたっています。
講演では、出身地の新潟県で過ごした幼少期の思い出や、祖母からの「負けるが勝ちだわや」という教えを胸に競技に打ち込んだ選手時代を回顧。東海大着任時のチーム状況を振り返り、「それまで3部だったチームに“目標はインカレ優勝”と伝えると、最初はみんな笑っていました。高みを目指すためには具体的にどんな姿で勝ちたいかを想像することが大切だと思い、私は“選手がこのチームでプレーしたいと思う”“周りの人に愛される”チームにしたいと考えました。真面目な指導者ほど短所を是正しようとしてしまいますが、いい部分を褒める、一つのことを磨く、折に触れてチームアイデンティティを振り返り“どんなチームになりたいか”を考えるよう意識していました」と説明。聴講者がペアになり、互いのいいところを3つ褒め合う簡単なワークも行いました。また、日本鋼管の社員時代に取り組んだプロジェクトやアメリカでの留学経験から、前向きな姿勢や仲間との協力などの重要性を強調。「社員時代にお世話になった工場長は、今も東海大の試合に足を運んで応援してくれています。これまでの人生のプロセスが、チームの根幹につながっていると思います」と語りました。

