陸上競技部が4月8日に湘南キャンパスで、「2026年度新体制に関する記者説明会」を開催しました。陸上競技部は短距離ブロック、中長距離ブロック、跳躍ブロック、投てきブロックの4ブロックで構成され、大学日本一はもちろん、世界大会での好成績を目指して日々練習に励んでいます。26年度からは高野進部長(体育学部教授)のもと、短距離ブロックに佐藤拳太郎コーチ(体育学部特任助教・富士通)が新たに就任。中長距離ブロック・駅伝チームの両角速監督(スポーツプロモーションセンター教授)が陸上競技部総監督となり、後任として西出仁明ヘッドコーチ(同准教授)が監督を務めます。

会見にはテレビ局やスポーツ新聞社の記者らが多数駆けつけました。冒頭のあいさつに立った高野部長は、「約30年前に本学に着任して以来、選手育成や研究活動に邁進してきました。多くの実績を残してきた一方で、定年退職を前にチームを新たなステージに進めるべき時期がきたと感じています」と説明しました。新たに就任する佐藤コーチについては、「23年に、私の持っていた男子400mの日本記録44秒78を32年ぶりに更新した選手で、縁も感じていました。人間性にも優れ、研究熱心な姿勢は大学教員にも適しています。自身の経験を若い世代に伝え、陸上競技部の伝統や強さを引き継いでほしい」と力強く語りました。佐藤コーチは、16年のリオデジャネイロ五輪から24年のパリ五輪まで男子400m日本代表として出場し、世界選手権には昨年の東京大会まで5大会連続で出場しています。今年度も富士通の選手として競技を続けながら本学で指導しており、「伝統ある東海大学陸上競技部の一員になれたことを誇りに思います。東海大、富士通の関係者に感謝しています。今年は日本選手権大会の優勝や世界大会での好成績を目指しており、その過程や経験を学生に伝えながら、ともに成長していきたい」と目標を語りました。
また、両角総監督は、「11年度に本学に着任し、学生三大駅伝の優勝をはじめ、多くの成果を挙げてきましたが、近年は思うような結果が残せていませんでした。チームの勝利のためには育成だけでなく、スカウティングにも力を注ぐ必要があります。中長距離ブロック・駅伝チームの指導は西出新監督に託し、私は部全体を統括しながら全国の高校生に本学の魅力を伝え、母校の勝利に貢献したい」と抱負を述べました。後任の西出監督は、「両角総監督が15年掲げてきた“人間力の向上なくして競技力の向上なし”というチームの柱は今後も変わりません。そこにスポーツ科学やウエートトレーニングの知見を加え、箱根駅伝で総合優勝した当時の“スピードの東海”を取り戻したい。まずは箱根駅伝でのシード権獲得を目指し、一人でも多くの選手に“東海大で走りたい”“東海大に来てよかった”と感じてもらえるよう、全力で取り組みます」と力強く語りました。




