陸上競技部のデーデー選手が長野県スポーツ栄誉賞を受賞しました

陸上競技部のデーデーブルーノ選手(体育学部4年次生)がこのほど、「長野県スポーツ栄誉賞」を受賞。10月21日に長野市内で開かれた授賞式で、阿部守一知事から賞状を授与されました。同賞は、今夏に開かれた東京五輪・パラリンピックの日本代表として、県民に大きな感動と明るい希望を与えた同県ゆかりの選手を表彰するものです。松本市出身のデーデー選手は、同市の創造学園高校から本学に進学。陸上競技部短距離ブロックのエースとして活躍し、今年6月には日本選手権の男子100mと200mで2位に入るなど日本短距離界の新星として注目を集めました。7月には東京五輪男子400mリレーの日本代表にも選出。レースへの出場はかないませんでしたが、チームに帯同して貴重な経験を積みました。

授賞式では、阿部知事から、「東京五輪・パラリンピックだけでなく、これまで積み上げられた努力に敬意を表します。皆さんの活躍は、県民に多くの感動を与えてくれました。今大会で目標を達成できた方も悔しい思いをした方もいると思います。ぜひこの経験を今後に生かし、さらなるご活躍を期待しています」とエールが送られ、県関係者らから大きな拍手を受けました。

デーデー選手は、「五輪には出場できませんでしたが、今回の受賞は故郷の皆さんが自分の活躍を喜んでくれていたと実感できました。今後の競技生活への励みにもなるので、3年後に控えたパリ五輪はもちろん、さまざまな国際レースで結果を残して、応援してくださる皆さんに吉報を届けられるように努力を続けていきます」と喜びを語っていました。