スペイン語弁論大会で学生2名が入賞しました

文化社会学部ヨーロッパ・アメリカ学科3年次生の野澤峻大さんと観光学部観光学科2年次生の島﨑空乃さんが、12月11日に開かれたスペイン語の弁論大会で入賞しました

野澤さんは東京・創価大学で行われた「創価大学創立者杯スペイン語弁論大会」に出場し、「人生に軸を持つ」と題して登壇。自身がスペイン語を勉強するきっかけとなったチェ・ゲバラの半生を語り、「誰にでも平等で、間違っていると思うことを口にできる彼の考え方は、私の人格形成に大きな影響を与えました。常に他人の立場や気持ちを考えて行動すれば、世界中で起きている争いも減っていくはずです」と力説し、準優勝相当の「パラグアイ共和国大使館賞」を受賞しました。大会を終えて、「本番では自分の力をしっかり出しきれたと思います。受賞はもちろんうれしいけれど、チェ・ゲバラの人物像や自分の信念を伝えたいという思いで出場したので、スピーチ後にほかの出場者や審査委員の先生方と語り合えた時間がとても楽しかった」と充実の表情を見せました。

島﨑さんは、同日にオンラインで開かれた「天理大学主催全国スペイン語弁論大会」に出場し、「自分自身を愛するきっかけ」をテーマにスピーチしました。旅行で訪れたイタリアでイタリア語も英語も話せない中、現地の人に助けられながらコミュニケーションをとり、買い物や観光をしたエピソードを披露。「自分自身でやりたいことを決め、行動し、新しいことに挑戦しました。そのおかげで以前よりも自分のことを好きになった気がします。挑戦は、自分自身を愛するきっかけです」と呼びかけました。大会を振り返り、「事前に撮影した動画による審査だったので、自宅の壁にスマートフォンを貼り付け、納得のいくスピーチができるまで繰り返し撮影しました。賞をいただけるとは思っていなかったので、とてもびっくりしました。今回は原稿を覚えるのに精いっぱいだったので、今後も勉強を続け、次は対面で行われる大会に挑戦したい」と先を見据えました。