箱根駅伝予選会で10位に入り来年1月2、3日の本戦出場を決めました

陸上競技部駅伝チームが、10月14日に東京都立川市で開かれた第100回東京箱根間往復大学駅伝競走の出場権をかけた予選会に出場。12選手中上位10選手の合計タイムで争う中で10位に入り、来年1月2、3日に開催される本戦へ11年連続51回目の出場を決めました。本戦には前回大会でシード権の与えられた上位10校に加え、100回記念大会のため予選会を勝ち抜いた13校が出場します。

同市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園まで、21.0975kmのコースで実施された予選会には、史上初めて全国から57大学が出場。本学は鈴木天智選手(体育学部2年次生)がチームトップとなる全体の37位でゴールし、ルーキーの南坂柚汰選手(同1年次生)が55位、花岡寿哉選手(情報理工学部2年次生)が58位、兵藤ジュダ選手(体育学部2年次生)が62位につけるなど1、2年次生が躍動。計10時間37分58秒で10位となりました。

両角速駅伝監督(スポーツプロモーションセンター教授)は、エースの石原翔太郎選手(同4年次生)や主将の越陽汰選手(同3年次生)ら主力選手を故障で欠いた今大会を振り返り、「ハーフマラソンの経験がない選手を数多く起用したので、目標タイムも少し控え目に設定していましたが、今日は気温や風などレースコンディションがよかったこともあり、他大学がペースを上げていました。本学の選手たちも飛ばしたいと思ったはずですが、後半に失速するリスクを考慮するとともに、チーム全体のプランに沿って我慢強く進めてくれたと思います。11月5日には全日本大学駅伝対校選手権大会出場を控えています。もう一度選手たちと気を引き締めて臨みます」と抱負を語りました。鈴木選手は、「まずは箱根駅伝出場を決められて素直にうれしい。レース最終盤には想定よりも疲労が溜まってしまい、スピードを上げきれませんでしたが、沿道から多くの人が“頑張れ東海大”“ラストだぞ”と声をかけてくださり、本当に力になりました。声援を送ってくれた皆さんに感謝しています」と振り返りました。

大会結果発表後には、陸上競技部の髙野進部長(体育学部教授)や両角駅伝監督、選手らが整列して、短距離や投擲、跳躍など各ブロックの選手も含むチームメートや関係者、応援に訪れた同窓会三多摩支部を中心とした本学校友会員らに結果を報告。選手一人ひとりが感謝や今後への抱負を語り、会場はその都度、大きな拍手に包まれていました。

なお、当日は立川駐屯地内などで湘南キャンパスの応援団が選手たちを後押ししました。皆さまの温かいご声援ありがとうございました。