「Mi-3プロジェクト」が6号館ロビーに設置した大型家具のお披露目会を開催しました

建築都市学部の岩﨑克也学部長と研究室の学生たちが4月9日、10日、14日の3日間にわたって、湘南キャンパス6号館B棟1階ロビーに設置した大型家具「Overlay of activities」のお披露目会を開きました。本研究室と学長室施設設備担当の職員による「Mi-3プロジェクト」(Mi-3=Mission/Miracle/Million)として計画から設置までを手がけたものです。同プロジェクトはキャンパス内で2010年度以前に整備された設備を学生の憩いの場につくり替えることで、利用率や満足度向上を目指して活動しています。

期間中は研究室の学生が交代で説明役を務め、家具が完成するまでの工程をまとめた動画やパネルを使って解説するとともに質問にも答えていました。訪れた学生たちは、「既製品ではなく、自分たちで作ったと聞いて驚きました。待ち合わせをしたり、座って話したりできる場所ができてうれしい。これからも利用していきたい」と話していました。

岩﨑教授の研究室に所属する山中匠さん(大学院工学研究科2年次生)は、「机や椅子として使う想定で設計しましたが、実際にはアカペラサークルの学生たちが半円の中に立って練習するなど、想像していなかった使われ方もしていてうれしく感じています。今後もここを拠点にさまざまなアクティビティが生まれてほしい」とコメント。鈴木凌斗さん(同)は、「お披露目会を機に利用してくれる人も増え、少しずつキャンパスの景色になじんできているように感じます。渋谷のハチ公像のような大学の一つの待ち合わせ場所になれば」と期待を寄せました。