建築学科・岩﨑教授の研究室に所属する学生たちがコンクールで入選・入賞しました

建築都市学部建築学科の岩﨑克也教授の研究室に所属する学生たちが、昨年9月10日に最終審査が行われた「日本建築学会設計競技」で支部入選しました。農村から都市まで建設場所を自由に設定し、将来像を含めた作品を提案するコンクールで、今年度は「『解築学』を可視化する―解体と循環の時代を切り拓け」が課題に設定されました。

関東支部で入選した大学院工学研究科建築土木工学専攻の金崎慈英さん(1年次生)と玉井颯さん(2年次生)のグループは「円環する樹脈 スペースからプレイスへ、三者補完の循環圏」がテーマ。東京都葛飾区の曳舟川親水通りをフィールドに、老朽化した街路樹から木材を切り出し、空き家になっているスペースに新しい施設を建設する案です。そこで苗木の育成から加工、街路樹チップなどを使った食品の販売、小学校の授業プログラムでの活用などさまざまな企画を展開し、人々の交流を生み出す循環型の場づくりを提案しました。東北支部で入選した徐芸文さん(同)のテーマは「リユース・ファクトリー ―汚染された廃工場を半解体による再生」で、解体されることなく放置されている工場跡地の骨組みなどをそのまま残し、再利用する計画です。地域住民が植物を育て、廃材を使ったワークショップを通して新たな設備を作るなど、市民による継続的な解体・整備・活用を通じて工房公園へと変えていく案が評価されました。

また、10月28日に東京都・HOME/WORK VILLAGEで最終審査会が開かれた「学生プロジェクトデザインコンペティション2025」では3チームが入賞。柴田祐斗さん(同1年次生)と小山莉空さん(同2年次生)の「水景を育み、滴る雫 -路地尊からはじまる重層的循環-」が勝亦優祐審査員賞に、向井伊吹さん(同1年次生)と森田彰さん(同2年次生)の「空き家の切継 -段階的解築操作が施す古材の延命-」が神本豊秋審査員賞に、浦勇樹さん(同1年次生)と小林智也さん(同2年次生)、鈴木凌斗さん(同)の「軟石 Replace―解体を起点とした軟石文化の再構築―」が山本想太郎審査員賞に選ばれました。