湘南キャンパス14号館地下1階を学生の憩いの場としてリニューアルしました

建築都市学部の岩﨑克也学部長(建築学科教授)の研究室と学長室施設設備担当の職員による「Mi-3プロジェクト」(Mi-3=Mission/Miracle/Million)がこのほど、湘南キャンパス14号館地下1階エントランスホールをリニューアルしました。本プロジェクトでは、キャンパス内で2010年度以前に整備された設備を学生の憩いの場に作り替えることで、利用率や満足度向上を目指して活動しています。2024年度は6号館B棟ロビーに大型家具「Overlay of activities」を設置しています。

今年度の活動は昨年5月にスタートし、学生たちが持ち寄ったデザイン案を基に、「広い空間で待ち合わせをしたとき、人は壁際に集まりやすい」「大学には一人になれる空間が少ないので、そういった場所がほしい」といった意見を交わしました。施設設備担当職員ともディスカッションを重ね、コストや施工性も考慮して最終的なデザインを決定。既存の水平ネットのワイヤーを利用し、赤、オレンジ、青、緑の軽量な布を垂らして緩やかに空間を区切る「Fabric Walls」は、長さを変えたり設置位置をずらしたりすることで、利用者が移動しやすい動線と見通しのよさを両立させました。また、エントランスホールは日常的なラウンジ機能に加え、オープンキャンパスでは学科ごとの説明ブースとしても活用されるため、固定の家具は設けず、可動式の机と椅子を設置しました。リーダーの佐藤結人さん(大学院工学研究科2年次生)は、「14号館では主に文系の授業が行われ、利用する学生も多いので、集まりやすい空間づくりを意識しました。中央から人が滞在するようにFabric Wallsの一部を最も長くするなどの空間分割の工夫をしています。思いどおりにいかないこともありましたが、デザインから施工まで一貫して経験でき、社会に出る前に多くの学びを得られました。学生たちが利用している様子を見られてうれしい」と話していました。