課題解決型研究コンペ「神奈川産学チャレンジプログラム」で最優秀賞と優秀賞を受賞しました

経営学部の平田光子学部長の研究室に所属する学生チームが、課題解決型研究コンペ「神奈川産学チャレンジプログラム」(主催:一般社団法人神奈川経済同友会)で最優秀賞を受賞。八木英一郎教授の研究室に所属する2チームも優秀賞に選出され、12月12日に横浜市・パシフィコ横浜会議センターで開かれた表彰式に出席しました。同プログラムは、参加企業が経営課題の中から実践的な研究テーマを提示し、学生チームが約半年をかけて解決に向けて取り組んだ成果を論文にまとめるとともに、企業の担当者にプレゼンテーションするものです。今年度は18大学から186チームが参加し、最優秀賞28件、優秀賞52件が選ばれました。

川崎信用金庫による課題「学生が就職したいと思う組織作りの提案」に取り組んだ南原翔さん(政治経済学部3年次生)、樋口博哉さん(同)、横山幸奈さん(同)、横澤悠馬さん(同)は、店舗内に地域住民や従業員が利用できるカフェをつくり、ブランドイメージを向上させるプランを提案。南原さんは、「最優秀賞に選ばれるとは思ってもいなかったので、驚きました。他チームのプレゼンテーションや講評を聞いて、資料の見やすさやデータ分析の方法などとても勉強になったので、今後の学生生活に生かしていきたい」と笑顔で話していました。平田学部長は、「学生たちは発表間際で熱心に準備を重ねていましたので、彼らの努力が報われてうれしく思います。私の研究室では、学内に捉われない学び場を大切にしています。企業が抱える実問題の解決に挑戦する本コンペの教育的価値は非常に高いと感じており、主催者の方々に感謝するとともに、来年度以降も学生たちに挑戦してほしいと考えています」と語っています。

また、八木教授の研究室に所属する新實大和さん(政治経済学部3年次生)、高橋春樹さん(同)、相生蒼太さん(同)、望月理良さん(同)、諏方虎次郎さん(同)は、ALSOK神奈川の課題「警備会社で女性社員がさらに活躍できる職場づくり」に挑戦。同研究室の上杉航太郎さん(同)、波田野凜さん(同)、井原拓真さん(同)、手塚太洋さん(同)は、丸全昭和運輸の「就活生に刺さる! 企業インスタグラム運用方法の提案」に取り組み、ともに優秀賞に選出されました。新實さんは、「さまざまな警備会社の取り組みを参考にしながら、社内に託児所を設けるアイデアを提案しました。データの集め方や発表方法などが身についたので、参加してよかった」と振り返り、上杉さんは、「就職イベントの情報だけでなく、オフィスや従業員の様子もSNSにアップすることで、社内の明るい雰囲気が伝わり、就活生の興味も引けると考えてプレゼンテーションをしました。メンバーと協力して取り組んできたので、受賞できてうれしい」と話していました。