経営学科に安田英土教授が着任しました

経営学部経営学科に今年度から、安田英土教授が着任しました。「イノベーション論」「技術経営学」などが専門の安田教授は、「イノベーション・マネジメント」「技術経営論」「経営特別セミナー」の授業を担当しています。

安田教授は成城大学経済学部経済学科を卒業し、筑波大学大学院で経済学の修士号、東北大学大学院で工学の博士号を取得。公益財団法人未来工学研究所に研究員として7年間務めたのち、江戸川大学社会学部で20年以上教べんを執りました。「東海大学に赴任し、学生時代によく利用していた小田急線を懐かしく感じるとともに、街並みや駅周辺の変化に驚きました。経営学部は1、2年次生が湘南キャンパス、3年次生からは品川キャンパスで学びますが、湘南の自然豊かな広大さと品川のビル群に囲まれた都会的な空間が対照的で面白いですね。品川で3、4年次生向けに開講する『経営特別セミナー』では企業から講師の方を招くので、座学で学んだことが企業の現場でどのように役立っているのかを学んでもらえれば」と話します。

専門とする研究テーマの「イノベーション論」について、ソニー株式会社が1979年に発売したウォークマンの実物を手に、「ウォークマンの発売により“いつでもどこでも手軽に音楽を聴くことができる”という新しい価値が創造されましたが、スマートフォンなどデバイスの形が変わった今でもその価値は不変です。こうした新しい価値はどうすれば生み出せるのか、どのように世間に認識されていくのかを考える研究がイノベーション・マネジメントであり、私の授業で伝えたいテーマです」とコメント。また、日本電気株式会社(NEC)が世界で初めて開発した折り畳み型携帯電話を例に挙げ、「開発当初は大きなバッテリーで本体が重く分厚かった携帯電話も、最先端の技術で改良され続け、現在のスマートフォンの形につながっています。イノベーションは必ずしも技術だけで生み出せるわけではないものの、技術の進化がイノベーションにつながっていることは明白です。こうした企業の取り組みを研究し、国内外の活動を連携させた新商品の開発プロセスを辿る『グローバル・イノベーション』も私の研究テーマの一つです。過去には研究活動で世界各地を訪問し、イギリス・オックスフォードのサイエンスパークや中国・上海の工場群などが印象に残っています」と振り返ります。

学生や受験生に向けては、「大学で過ごす4年間は、長い人生の中でもさまざまなことを経験できる特別な時間。大学での学びに加え、部活動やサークル活動に力を入れたり、友人と旅行に出かけたりと、フットワーク軽く行動してみてください。そうした活動を通じてできた仲間は、一生ものの財産になるでしょう。学生の皆さんが中高時代を過ごした数年前はコロナ禍で行動が制限されることが多かったと思うので、大学では行動範囲や人間関係を広げ、“リベンジの4年間”を過ごしてもらいたい」と語りました。