経営学部・國枝陽輔講師のゼミナールが清川村の活性化プロジェクトに取り組んでいます

経営学部経営学科の國枝陽輔講師のゼミナールで学ぶ学生たちが3月18日に、神奈川県清川村を訪問しました。県内で唯一の村である清川村は人口減少や少子高齢化といった課題を抱えており、政府が人口急減・超高齢化などに対して地域それぞれの特徴を生かして自律的で持続的な社会の創生を目指すビジョンに沿った課題解決を目指す「清川村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しています。本学科の亀岡京子教授はその推進委員を務めており、3年ほど前から本学部の学生たちが「若者にアピールすることで清川村の活性化を考えたい」と、SNSの運用やポスターの作成などの活動を展開し、効果を検証するプロジェクトに取り組んできました。

國枝ゼミ―ルでは、この活動を引き継ぎ2025年度からSNSでの情報発信に取り組みます。今回の訪問では、その準備として事前調査などを実施。当日は、宮ヶ瀬水の郷商店街や清川村役場、道の駅清川などを視察しました。村役場では、岩澤吉美村長や政策推進課の担当者から村の現状と取り組みについて説明を受け、岩澤村長から、「SNSでの情報発信と調査を継続しながら、清川村の発展にむけたさまざまな提案をしていただきたい」との期待が寄せられ、今後の取り組みに関する意見も交換しました。参加した学生は、「清川村の美しい自然や景色、村の方の温かさに触れることができました。これからも多くの魅力を発掘・発信して、村を訪れる人を増やしたいです」 と意気込みを語りました。

國枝講師は、「清川村には国定公園や貴重な文化財、豊かな自然があります。今後もそうした自然の四季折々の変化や季節ごとのイベントに注目しながら、情報発信に取り組んでいきます」と話しています。