経営学部経営学科(政治経済学部経営学科※)の岩谷昌樹教授のゼミが5月21日に、東京都港区にある「ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム」で訪問学習を行いました。岩谷教授のゼミでは毎年、工場見学を数回行っていますが、過去2年間はコロナ禍で実施できない状態が続いていました。2年半ぶりとなる今回は4年次生13名が参加しました。
ヤマトグループ歴史館は2019年に、ヤマト運輸をはじめとした同社グループの創業100周年を記念して設立された施設です。当日は、館内に展示された各資料を同館スタッフによる説明を受けながら回るアテンドツアーを通じて知見を深めました。岩谷教授は、「それぞれの展示コーナーの見せ方が工夫されていて、参加したゼミ生は終始熱心に見学していました。中でも14mの大型ワイドスクリーンのシアターでアニメーションの物語仕立てによる会社紹介や、セールスドライバーの制服を着用して『ウォークスルー車』に乗車できる『宅急便体験コーナー』など、飽きがこない仕掛けが施されていました」と語ります。「楽しみながら学習できる場所、すなわちエデュケーションとエンターテインメントをかけ合わせた『エデュテインメント』を提供していて、学生たちにとっても学びの多い機会となりました。日ごろ、数多くの企業の歴史や戦略を勉強しているので、そうした企業の事例研究を行う際の貴重な資料に触れることができました」と語りました。
※東海大学政治経済学部は2022年4月から政治経済学部と経営学部の2学部に改編され、経営学科は経営学部を構成する学科となりました。