「神奈川県保育士就職フェア」を初めて開催しました

児童教育学部では7月15日に湘南キャンパスで、「神奈川県保育士就職フェア」を開催しました。神奈川県内の保育施設がブースを出展し、将来保育士を目指す学生の進路選択に役立ててもらおうと、神奈川県福祉子どもみらい局子どもみらい部次世代育成課の企画で今回初めて実施したものです。当日は、保育施設を運営する企業・団体が36のブースを出展し、約100名の学生が参加しました。

開会にあたり本学部の山本康治学部長があいさつに立ち、「児童教育学部は今年度で4年目を迎え、初めて学生が就職活動を行っています。県や各園の皆さまにご協力いただき、学生の進路選択を支援していきたいと考えています」と話しました。各ブースでは、保育のコンセプトや独自の課外活動、福利厚生、選考フローなどを職員が紹介。本学部が実施する保育実習の受け入れ先となっている園も多く、学生と職員が当時の思い出話に盛り上げる場面も見られました。参加した学生からは、「実習のときは具体的な雇用形態などの話をしていなかったので、フェアを機に働くことへの理解が深まりました。一度に多くの園の話を聞くことができてよかった」「まだ1年次生ですが、先生に進められて参加しました。職場の雰囲気や福利厚生、一日の動き方など、実際に話を聞くことで働くイメージが湧きました」といった声が聞かれました。また、会場内では若手保育士との交流会も行われ、就職活動や大学時代の思い出、職場の雰囲気など多様なテーマで語り合っていました。

フェアを企画した神奈川県福祉子どもみらい局子どもみらい部次世代育成課支援人材グループリーダーの尾下瑞穂氏は、「学生と保育士が対面で会う機会を設けることで、各園の雰囲気や仕事の様子がより伝わると考え企画しました。県内の保育士不足が進む中、市町村単位ではなく広域的にこうしたフェアを開催するのは初めてでしたが、多くの園と学生の皆さんにご参加いただきうれしく思います。少しでも進路選択の役に立ててもらえたら」と話していました。