文化社会学部広報メディア学科の片山淳教授の研究室に所属する学生チームが、「ACジャパン広告学生賞」のテレビCM部門で「奨励賞」を受賞しました。このコンテストは公益社団法人ACジャパンが主催し、若い世代に公共広告への理解を深めてもらおうと2005年から実施されているものです。同部門には45大学から302作品のエントリーがあり、3月下旬に審査結果が発表されました。そのうち21作品がグランプリをはじめとする入賞に、さらに31作品が奨励賞に選出されています。

広告を専門とする片山教授の研究室では、同コンテストをはじめ、「宣伝会議賞」や「販促会議企画コンペティション」など、プロモーションのアイデアを考えるコンテストでの受賞を目指して活動しています。今回受賞した長田夏希さん(3年次生)、塚本優太さん(同)、石川菜々美さん(4年次生)、佐藤梨芹さん(同)、土倉ゆずかさん(同)、藤川珠羽さん(同)のチームは、一部の事例を全体の傾向として述べる「主語が大きい言葉」に着目。個人的な意見を世間一般的な意見のように語ることで、「発言の責任から逃れているのではないか」といった問題意識から、「主語デカ」と題した作品を制作しました。学生が実際に他人から言われたことがある言葉やインターネット上に投稿された発言を参考に、「女ってピンクが好きだよね」「男ってなんでみんなラーメン好きなの?」「日本人は侍の末裔」といったナレーションとともに、リンクした行動をとる人の様子を描写。最後には「その主語、偏見では?」というメッセージを映して、適切な表現をしているかを閲覧者に問いかける動画にまとめました。
メッセージを考案した長田さんは、「発言の裏に潜む偏見に気づいてほしいという思いを込めました。映像制作に携わるのは初めてだったので、決められた時間の中で自分たちが伝えたい思いを表現するのに苦戦しましたが、作品を評価していただけて自信になりました」とコメント。塚本さんは、「お世話になった先輩も過去入賞していたコンテストだったので自分たちも入賞できてうれしいです。撮影と編集を担当し、テーマの中で自分のおもしろいと思える要素を詰め込み、構成を進められました。悔いがないと言いたいところですが後から見るとたくさん改善点があるので、次回のコンテストではより上位の賞を取りたい」と話しています。片山教授は、「日ごろのゼミでは企画力を伸ばすような活動をしているので、映像制作においてはアマチュアの学生たちですが、チームでアイデアを出し合い、個々のスキルをうまく合わせながら一つの作品をつくり上げてくれました。これまで広報メディア学科の学生チームが何度も入賞している伝統あるコンテストで、研究室の学生が今回初めて入賞してくれたことを喜ばしく思います」と語っていました。
※学年は当時



