【新任教員紹介】アジア学科:北澤直宏

2026年度、アジア学科では2名の教員が新たに着任いたしました。
その内のひとり、北澤直宏講師にお話しを伺いました。

若かりし頃の調査中

専門を教えてください
東南アジア地域研究を専門としている、北澤直宏と言います。
ただ東南アジアだけでも相当広い地域ですので、主に20世紀から現代に至るまでのベトナムの歴史を、宗教や文化を通して研究しています。

研究をはじめたきっかけは何ですか
大学生の時に所属していたゼミがきっかけです。
たまたま読んだ論文にベトナムの宗教の話が出てきて興味を持ち、3年生の夏に初めての海外旅行でベトナムに行きました。
それからズルズルと研究を続けて現在に至っています。

アジア研究の魅力を教えてください
まず、「よく分からない」ことが魅力と感じています。
アジア地域は広く文化も多様ですので、視点を少し変えるだけで新しい発見に出会うことが出来ます。
私の場合、長らく宗教研究をした後に文化研究を始めたのですが、単語から固有名詞、文脈まで全て異なっており混乱してしまいました。
ただ、やはりそこが楽しさかと考えています。
2点目は、多様であるだけに通説も当てにならないところかと思います。
「~と言われている」みたいな事柄は多いのですが、一方で検証されていない部分も多く残されているからです。
歴史の断片を拾い集めて通説を批判できる余地があるのは、へそ曲がりにとって非常に楽しいところです。
3点目ですが、特に東南アジアの場合、距離的にも文化的にも日本と近いところでしょうか。
私自身、長時間の飛行機移動が嫌と言うこともあるのですが、長期調査中も衣食住で困ったことは殆どなく、どこか安心して滞在できる部分はあるかと思います。
また、社会全体の発展の速度も速いので、良くも悪くも様々な変化を実感できるところも興味深いところです。

ベトナムの新宗教

アジア学科の魅力を教えてください
まだ着任から間もないのですが、教員同士の関係だけでなく、学生との距離が近いところが魅力と感じています。
キャンパスを歩いているだけでも、よく挨拶されたり声をかけられたりするので、つい私自身の気合も入ります。

受験生や学生へメッセージをお願いします
アジアは広く多様ですので、調べてみたい地域や物事があれば、ぜひそれを突き詰めて欲しいと思います。
ただ興味関心を絞っていくためには知識や好奇心が必要ですので、報道等を通して、普段から自分のアンテナを広げておいて下さい。