「スポーツとアジア」をテーマとする「現代アジアの課題B」(木曜2限、担当:内藤耕教授)は、履修者が100人を超える大規模授業です。グループ発表を行うにはいつもの大教室ではやや手狭で、机や椅子が固定されているため話しづらいという課題もありました。
そこで、1年前にオープンした多目的空間COVEを活用し、プレゼン大会を実施しました。

11号館地下にあるCOVEは、自習はもちろん、寝そべって休憩できるスペースも備えた多目的空間です。外から来ると少し場所が分かりにくく、まるで湘南キャンパスの“秘密基地”のような存在かもしれません。
実際、学生からは「こんな場所が学内にあるなんて知りませんでした」という声も。
いつもの教室と同じ建物内なのですが、意外と知られていないようです。
プレゼンは3人1組のグループを入れ替えながら、同じ内容を複数回発表する形式で行いました。100人を超える授業にもかかわらず、話す相手は毎回2人だけ。
学年や学科が異なる「はじめまして」の組み合わせがほとんどでしたが、笑いも起きるほど和やかな雰囲気で、緊張せずに発表できたようです。
回数を重ねるごとに話し方が上達したという声もありました。

課題は、自分の好きなスポーツを一つ選び、その歴史や抱える課題、アジアにおける現状などをフリップにまとめて発表するというもの。今回は、学生一人ひとりが“発信者”であり“聞き手”でもありました。力の入ったプレゼンほど時間が伸びてしまい、グループ交代がスムーズにいかない場面もありましたが、調べてきたことを全部伝えたいという気持ちはよく伝わってきました。
いつもとは違う場所、違う形式で行われた授業は、非日常感にあふれ、これまで話したことのない学生同士のコミュニケーションも自然と生まれました。COVE開設の目的である「学生コミュニティの創出」がどこまで進んだかは、これからのお楽しみです。

