建学祭ルポ① 居合道・水戸黄門・4コマ展・コーヒー屋台・ロック

11月1日、建学祭初日。三輪(文芸創作学科長)がキャンパスを歩くと、次々に文芸創作学科生と出逢いました。以下はそのルポルタージュ第1弾です。

居合道 青眼の構えが堂に入る

さて、午後1時、三輪がにぎやかな富士見通りの屋台村を抜けて1号館にむかうと、さっそく2年次生の上出さんと遭遇しました。彼は居合道部員で、これから1号館前広場で演武を披露するところだといいます。ためしにポーズをとってもらうと、青眼の構えが堂に入っています。ちなみに刀は真剣でなく、摸擬刀。


1号館の螺旋階段を3階にあがると、映画研究会が自主映画を上映中でした。映研の委員長・丹下さんは三輪ゼミ(3年次生クラス)のゼミ長なので、見ずに帰るわけにいきません。上映作品は、丹下さん監督・主演の京都太秦探訪ドキュメンタリー、および「水戸黄門」(京都太秦映画村で撮影敢行)、丹下さんの後輩・中村さん(彼も文芸創作学科生です)監督・主演のホラー短編など、ヴァラエティ豊かです。画像は、丹下さん扮する「水戸黄門と助さん」。助さんは少々立派すぎる気がしないでもありません。

水戸黄門
助さん

映画研究会委員長 監督・主演「水戸黄門」(京都太秦映画村で撮影敢行)が
上映されました。 ※監督、自ら扮する「水戸黄門」と「助さん」

                                 


「現代4コマ展」とJKコスプレ

1号館内をぶらぶら歩くと、JKコスプレの男子学生とすれちがいました。よく見ると、4年次生の三輪ゼミのゼミ長・高橋さん、ではありませんか。聞けば、ひとりで出展を申請して、「現代4コマ展」なるものをひらいているとのこと。「現代4コマ」とは4コマ漫画の概念を超越して、あらゆる事象に4を見出す、「アートとおふざけの中間表現」であるらしい。ただし、JKコスプレと4コマとの関連については不明のまま。


1号館を出て、欅並木のプロムナードをくだり、6号館にむかうと、屋台でコーヒーを売る学生のなかに見知った顔があります。三上さん、太田さん、そして、竹内さん。三上さんと太田さんはラテンアメリカ研究部の幹部、とはいえ4年次生なので悠々としていられるはずなのに、後輩を心配して手伝いに来たそうです。竹内さんは部員でもないのに、友達甲斐を発揮して2人の応援に駆けつけたとか。この3人は昨年度の文藝工房編集部の幹部でもあります。三上さんはサークルの管理団体である連合会の役員を兼ねているので、休む暇もない様子。

       文藝工房編集部の面々(コーヒー屋台で)

孤高のロック 

バンドの音につられて6号館に入ると、1年次生の平出さんとばったり。これから演奏するんです、というので、ライブをこっそり聴いてみると、エレキギターを弾く平出さんの姿は、ふだんの彼女とは別人のようでした。


つづきは、またの機会に。(文責:三輪太郎「文芸創作学科長」)