卒業制作ラストスパートの光景、いくつかご紹介します

文芸創作学科の卒業制作・卒業論文の提出〆切は2023年12月20日でした。
卒業制作は小説・エッセイ・シナリオの場合、400字×100枚。卒業論文は400字×50枚。とても一夜漬けでできる分量ではありません。しかも、最初の読者はゼミの仲間、目の肥えた読み巧者ばかりなので、手が抜けません。
卒制・卒論執筆の受け皿となるゼミナールは、3年次秋学期から始まり、4年次秋学期に終了します。したがって、約1年半の時間をかけて、じっくり執筆に取り組むわけですが、それでも〆切間際は徹夜の連続となり、みなの顔が蒼白となります。
三輪ゼミでは〆切前の1週間、研究室を夜間開放すると、みなが肩をならべて執筆に打ちこむ、寺子屋のようなありさまとなりました。その努力の甲斐あって、全員40,000字原稿を完成。提出日はみな、エネルギーを出し切って、半虚脱状態にもかかわらず、研究室で卒制完成記念プレゼント交換会をはじめました。思い思いに簡易包装したプレゼント(自分のお気に入りの一冊)を、アミダ籤を引いて交換しあいます。そして、あとは一斉に街のレストランへ繰り出して、乾杯。

また、堀ゼミではうれしいサプライズがありました。堀ゼミOGの東せなさんが陣中見舞いに訪れて、不眠不休の執筆でふらふらになったゼミ生の前で、見事なダンスを披露して、ラストスパートへの意欲を掻きたててくれたのです。
 以下は、東さんから在学生および受験生のみなさんへのメッセージです。

「私は2019年3月に文芸創作学科を卒業しました。在学中は毎日のように原宿ファッションに身をつつんで、学校に通っていました。今でもお気に入りの服を着て原宿に繰り出し、写真を撮ってもらうのが何より楽しみです。ファッションだけでなく、HIPHOPダンスは14年間つづけていますし、最近、JAZZダンスも始めました。こんな私からみなさんにお伝えしたいことがあります。それは、文学の世界は幅広くて、本や映画だけでないということ、音楽・絵画・テレビ・ラジオ・ファッションもまた文学で成り立っているということです。もし、あなたが何をすればいいのかわからなくなったら、好きなことをとことん探求してみてはどうでしょう。文芸創作学科をはじめ文化社会学部各学科の授業は、あなたの探求に役立つ知識や体験を提供してくれるはずです。余談ですが、昨年秋、私は文芸創作学科の助川幸逸郎教授の授業で、原宿ファッションについて特別講義をさせていただきました…」。
ちなみに文芸創作学科では、ファッションもグルメも推しのアイドルも、言語表現につなげていただきさえすれば、卒制・卒論のテーマとして認められます。