北欧に目を向け、子どもの十全な成長について考える論文を発表しました

北欧学科の上倉あゆ子と吉田欣吾が共同で執筆した論文が『東海大学紀要 文化社会学部』第6号に掲載されました。論文のタイトルは「子どもの十全な成長とリベラルな多文化主義(1)―北欧における手話を取り巻く環境の変化をきっかけとして―」となっており、おもにフィンランドにおける手話話者を取り巻く状況について分析しています。それを通して、すべての子どもに十全な成長を保障するためには何が必要なのかを明らかにし、その結果リベラルな考え方にもとづく多文化主義が求められることを論じていく内容です。東海大学オフィシャルサイトからダウンロードが可能ですので、どなたでも読んでいただくことができます。

紀要

今回の論文に続く後半部分は2022年3月発行予定の『東海大学紀要 文化社会学部』第7号に掲載される予定です。