堀啓子先生の連載が快調進行中です!

本学科の堀啓子先生が、春陽堂書店のウェブサイト(https://www.shunyodo.co.jp/blog/)で「尾崎紅葉と春陽堂」を連載して、8回目を数えました。

春陽堂書店は明治11年開業、今年で創立143年を迎える名門出版社です。明治22年には文芸誌「新小説」を刊行し、尾崎紅葉『金色夜叉』、泉鏡花『高野聖』、田山花袋『蒲団』、夏目漱石『草枕』などの名作を続々と世に出しました。

堀先生は尾崎紅葉や黒岩涙香などの近代文学の研究者、ミステリー全般の研究者として知られています。明治の大ベストセラー、尾崎紅葉の『金色夜叉』の種本が、イギリス人作家バーサ・クレイ(1836~84)の小説『女より弱き者』であることを、堀先生は突き止めました。
学科では「近現代文学~他者のゆくえ」や「明治の文学~私の誕生」などの授業で、堀先生の研究に触れることができます。