文芸創作学科で「映画史入門」や「現代映画論」、シナリオづくりの手ほどきをする「クリエイティヴ・ライティング」などを担当する葛生賢先生が、きたる12月7日(土)13:00から、東京藝術大学大学院映像研究科(馬車道校舎)でトークショーをおこないます。対談相手は、「ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)の共同脚本でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞し、今もっとも注目されている映画監督・脚本家である大江崇充氏です。
定員100名、先着順、入場無料(事前申込制)。
申込は次のリンクより。https://forms.gle/U4kbXLEFNmxm6AiU9
以下、葛生先生からのメッセージです──。
カンヌで「ドライブ・マイ・カー」が脚本賞を受賞したことで、世間的には脚本家として先に知られることになった大江崇充さんですが、実は日本でも有数の優れた映画作家でもあります。約15年ほど前に関西のある映画祭で当時まだ無名だった大江さんの作品を「発見」してから交流が始まり、その後、作品公開の折に2度ほど対談しました。大江さんが国際的な注目を集めてからは、今回が初の対談となりますので、私も大いに楽しみにしています。また傑作「適切な距離」(未ソフト化・未配信)を含む彼の作品に触れられる貴重な機会ですので、ぜひお見逃しなく。