中村るい先生が、西洋古典学フォーラム「夢」にパネリストとして参加しました。
6月4〜5日、日本西洋古典学会第72回大会が京都大学(ハイブリッド形式)にて開催され、4日の午後、西洋古典学フォーラム「夢」にパネリストとして参加しました。私は、美術史学の立場から、「ギリシア美術における夢と眠りの表現」と題した研究報告を行いました。
ギリシア美術では、「夢」はどのように視覚化されているか、という問題を提示し、具体的な作例として、医神アスクレピオスや英雄アンフィアラオスの夢の中での治療を表現した奉納浮彫をとりあげました。
6名のパネリストが、西洋古代の古典学、哲学、歴史学、美術史学の各分野を横断しての研究報告を行い、報告のあとに、活発な討論が行われました。