堀啓子先生の「金色夜叉」講演会がおこなわれます

文芸創作学科の堀啓子先生が、12月18日(日)さいたま市の大宮図書館で「尾崎紅葉 金色夜叉~その魅惑の世界へ」と題して講演されます。

堀先生は近代日本文学研究者・比較文学研究者として、数々の業績を重ねてこられました。もっとも著名な業績は、尾崎紅葉の名作『金色夜叉』の発想源が、アメリカの作家バーサ・クレイの『女より弱き者』という小説にあることを突き止められたことです。
主な著書に『日本ミステリー小説史』(中公新書)、『日本近代文学入門』(中公新書)、『和装のヴィクトリア文学』(東海大学出版会)などがあります。

本学科では『近現代文学~他者のゆくえA・B』や『明治の文学~私の誕生A・B』『比較文学の楽しみA・B』 などの授業を担当され、丁寧で、わかりやすい、と学生から人気を博しています。
講演会の詳細につきましては、大宮図書館のホームページでご覧ください。
http://www.omiya-library.jp