学科教員リレーエッセイ⑱ 樋口 喜昭 教授「古くて新しいラジオ放送を楽しむ〜湘南校舎で聴けるお昼の校内放送を制作」

広報メディア学科の演習科目「ラジオ番組制作」という授業の一環で制作・放送されている、オリジナルラジオ番組「スナック・パナナ」(詳細はリンクを参照)。私と同学科の熊谷薫先生でタッグを組み、学生による期間限定のお昼の校内放送の制作を指導しています。

湘南キャンパス3号館2FスタジオからミニFM局を開設し、3号館周辺のキャンパスであればFM87.7MHzに周波数を合わせれば番組を聞くことができます。また、FM放送以外でもYouTube Liveで生配信を映像付きで行っているため、一生懸命にトークする学生の姿も見ることができます。さらに、お昼の生放送終了後、Podcast、Spotifyといった音声配信サービスにも番組がアップされるため、アーカイブ放送がいつでもどこでも聞くことができます。

YouTube https://www.youtube.com/@radiopanana
Spotify https://open.spotify.com/show/2UDsdJNjzscg8ijmgUywbs
Apple Podcasts https://podcasts.apple.com/us/podcast/スナック☆パナナ(東海大学ラジオ番組制作)/id1655056077

現在、ラジオ番組を聴くと言っても、FMラジオで直接放送局の電波を受信して聴くことが減り、「radikoラジコ」や「らじる★らじる」といったラジオ配信サービス、SpotifyやPodcastといった音声に特化したコンテンツサービスでラジオ番組を聴く方法が普及してきました。この授業では、音声メディアのこれまでの変化にも触れつつ、メディアが時代とともに変わってきたこと、それぞれのメディアに備わったポテンシャルや特徴を、実体験を通して学べるように工夫をしています。

とはいえ、メディア技術が変わっても、学生の熱い想いと音声は、これからも変わらずにリスナーへと届けられることでしょう。