<パリ・オペラ座展>の見学会の報告です

現在、アーティゾン美術館(千代田区)で開催中の「パリ・オペラ座展−響き合う芸術の殿堂—」を学生の皆さんと見学しました。中川久嗣先生(フランス文化専攻)も参加され、楽しい見学会となりました。

パリ・オペラ座の歴史は17世紀にさかのぼります。初期のフランス・オペラや、宮廷舞踊そしてクラシック・バレエなどが上演されてきました。現在のオペラ座の華やかな建物は、19世紀のシャルル・ガニエの設計です。その後、フランス革命200年を記念して、バスティーユ広場に面した新しいオペラ劇場が完成し(1989年)、オペラ座は今、二つの劇場でバレエやオペラを上演しています。

学芸員の方に展覧会の見どころを解説していただいたので、鑑賞のポイントがよくわかりました。見学後の質疑応答の時間に、疑問や感想などを皆で共有できたことも良かったです。これからもいろいろな美術展覧会が目白押しです。この週末に気軽に出かけてみてはいかがでしょう。