川端講師が実行委員長を務めた第21回能代宇宙イベントが開催されました!

2025年8月14日~22日に秋田県能代市にて第21回能代宇宙イベントが開催されました.本イベントの実行委員長を工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻の川端洋講師が務めました.

能代宇宙イベントは毎年8月に実施される日本最大規模の学生/社会人によるロケット打上及び自律ロボット制御の大会です.能代宇宙イベントの目的は,宇宙教育の普及と宇宙開発を支える人材育成,航空宇宙技術を通じた交流による地域活性化です.ハイブリッドロケット呼ばれる爆発物を使わないタイプのロケット打上や缶サットと呼ばれる自立制御型のロボットがドローンから落下され目的地を目指す競技などが行われます.参加する学生は北海道から九州まで全国各地の学生であり,今年は545名の学生が参加しました.8月17日(日)は一般の方々に広くご来場いただく「一般公開日」であり,ロケットの打ち上げや学生が企画した体験型の展示,キッチンカー出店,ステージイベントなどが行われました.約1500名の来場があり大盛況となりました.

本イベントの経験者はこれまでのべ1万人にのぼり,航空宇宙系メーカーやJAXA等宇宙機関,宇宙系ベンチャー企業など様々の分野でご活躍されており,日本の宇宙開発を支えています.

東海大学は第1回能代宇宙イベントで唯一ハイブリッドロケットを打ち上げた大学でした.その後は東海大学卒業生が実行委員長を歴任するなど本イベントに貢献してきました.

川端講師も学生時代に本イベントに参加しており,今年から実行委員長に就任しました.

能代宇宙イベントは能代市役所や秋田県から協力をいただき開催されています.今年は能代市の広報誌である「広報のしろ」にて特集され,大々的に紹介されました.また,期間中は連日新聞等に取り上げられました.

川端講師は,「自身も参加していた能代宇宙イベントの実行委員長となりプレッシャーも大きかったが,安全にイベントを終えることができて安心しています.今年も能代市役所の方をはじめ地域の方々の多大なご協力をいただきました.この場を借りて感謝申し上げたいです.来年以降も日本最大級の実践的宇宙工学教育と地域活性の場として盛り上げていきたい.」と話していた.

能代市広報誌「広報のしろ」:https://www.city.noshiro.lg.jp/up/files/www/city/koho/noshiro/423.pdf

北羽新報の能代宇宙イベントに関する記事:

https://www.hokuu.co.jp/?p=29322
https://www.hokuu.co.jp/?p=30844
https://www.hokuu.co.jp/?p=31721
https://www.hokuu.co.jp/?p=31757
https://www.hokuu.co.jp/?p=31774
https://www.hokuu.co.jp/?p=31818
https://www.hokuu.co.jp/?p=31849
https://www.hokuu.co.jp/?p=31872
https://www.hokuu.co.jp/?p=31913
https://www.hokuu.co.jp/?p=32020