工学部応用化学科の秋山泰伸教授と学生が、10月4日に厚木市のショッピングセンター・本厚木ミロードで「ドクターアキヤマと科学しよう!!〜ちょこっとハロウィン編~」を開催しました。日ごろから科学の魅力啓発活動に取り組むドクターアキヤマこと秋山教授に同施設から依頼があり、初めて実現したもの。10月1日から31日にかけて同施設で開かれているイベント「本厚木ミロード MYLOAD Halloween」の一環として行われた本企画には、子どもやその保護者ら約200名が来場しました。


当日は、「ドクターアキヤマのミニ実験ショー」と題して秋山教授が液体窒素を使った実験を披露。液体窒素に風船やゴムボール、マシュマロなどを入れて状態の変化を観察する実験を行いました。会場内のブースは、工学部応用化学科の学生を中心とした17人が運営。クロマトグラフィーを使った描いた絵が変わる実験や、指紋を浮かび上がらせる実験、洗濯のりや目玉を模したパーツを使ってスライムをつくるなど、ハロウィンをテーマにして身近な材料を使った5つの科学実験ワークショップを出展しました。来場者は、「いろいろな実験を体験できてうれしかった」「クロマトグラフィーに好きなキャラクターの絵を描けて楽しかった」と感想を話していました。本厚木ミロードの担当者は、「悪天候にも関わらず、多くのお客さまに来ていただけてうれしかったです。今後も連携したイベントを続けていきたい」と期待を寄せていました。
北岡庵さん(工学部2年次生)は、「実験を不思議そうに見ていた子どもたちが、笑顔になった瞬間を見てやりがいを感じました。学生も子どもも、お互いに科学を楽しめるワークショップを通して、科学の道に進む子どもが少しでも増えてくれれば」と話していました。秋山教授は、「ハロウィンをテーマに、見えないものが見える・浮かんでくる実験や、状態が変化していく様子がわかる実験を行いました。子どもたちが興味を持てるよう工夫して教える学生の姿に成長がみえて、感心しました」と語っていました。




