材料科学科の「入門ゼミナール1」の課題発表会を開催しました

工学部材料科学科の「入門ゼミナール1」の課題発表会を、7月16日に湘南キャンパスで開催しました。この授業は1年次生に本学科の概要や各研究室の内容 などを紹介して、早い時期から学習の動機づけや目的意識を養うことを目指すための導入科目です。本学科ではこれまで、入学直後に泊まりがけの新入生研修会 を行って学生と教職員の交流を図るほか、学生が休んだ際にはすぐ連絡を取る体制を整えるなど、生活面も含めた指導の充実に力を入れてきました。「入門ゼミ ナール1」にもグループワークを取り入れており、その成果を報告する機会として課題発表会を実施しました。

1年次生約100名が出席した当日は、8つのグループに分かれて発表しました。東海大学の歴史や大学で学びたいこと、卒業後の進路などについて学生へのア ンケート調査の結果を交えながら、それぞれの成果を報告。「材料科学を学べる数少ない大学の一つ。ここでしっかりと知識を習得すれば材料科学のエキスパー トになれる」「1、2年次で基礎を作り、将来どのような分野で力を発揮したいか考えながら自分の学びたいコースを選べる」など、学科の特色をとらえながら 今後の学びを展望する発表を行いました。

山田豊教授は、「予想以上に聞きごたえある内容でした。この授業を通して、東海大学とはどのような大学なのか知り得たと思います。秋学期に向けてまた頑 張ってください」と講評しました。学生たちは、「授業で大学生活における基本を学ぶことができました」「発表時間が限られているので割愛した部分もたくさ んありますが、グループワークで東海大学や自分たちの学科をより深く理解できて勉強になりました」などと感想を語っていました。

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