土木工学科の中村特任教授が国際橋梁構造学会の副会長に就任しました

工学部土木工学科の中村俊一特任教授が、9月20日にバンクーバーで開催された「国際橋梁構造学会」の総会で、同学会の副会長に選出されました。国際橋梁構造学会(International Association of Bridge and Structural Engineering)は、1929年に創設された学会です。橋梁構造分野において世界で最も歴史が古く、かつ権威のある学会です。本部はスイスのチューリッヒにあり、会員数は3,000人以上、参加国は約100国にのぼります。

副会長に選出されるには多くの国の研究者・技術者に支持されなければなりませんが、中村教授はこれまでに多くの優秀論文賞を受賞し、学会内での委員会活動に携わってきたことが副会長就任につながりました。中村教授は、「任期は4年から8年と長いため、長期的な課題にも取り組めます。今後もこれまで以上に橋梁構造分野の発展に寄与し、学会の活性化に貢献するとともに、日本の存在感も高めたい」と抱負を語っています。

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