応用化学科の秋山教授と学生が株式会社リコーの依頼を受けて科学実験教室を行いました

工学部応用化学科の秋山泰伸教授と学生たちが8月29日と31日に、海老名市の「コサイエ」で科学実験教室を実施しました。コサイエは、未来を担う小中学生の教育の場として株式会社リコーが8月にオープンしたRICOH Future House内の施設です。本学科が以前から市民向けの体験型科学教室を広く開いていることから、同社からの依頼を受けて今回の企画を行いました。

イベントでは秋山教授が司会進行役を務め、両日とも学生4名ずつがアシスタントとして参加。取っ手をこすると鍋の中に波が起きる共振鍋、人が入れる巨大なシャボン玉、ペットボトルの中に雲を作る工作、液体窒素を使った実験などを実施。秋山教授のトークに笑いがおき、実験が上手くいくと笑顔いっぱいで楽しむ場面が随所で見られました。参加者からからは、「たくさんの実験を用意してくれて、感動の連続でした。危ないことはつい避けがちですが、きちんと説明すれば子どもでもできるのだと感心しました」との声が聞かれました。

アシスタントとして参加した佐藤絵理さん(3年次生)は、「子どもたちがよろこんでくれたのがなによりもうれしいです。子どもたちの注意を上手く引き出すなど、秋山先生の話術から学ぶことも多かった。また、無料の実験教室ではどうしても大人数を一度に相手にすることが多いのですが、今回は4名から5名の小グループに学生が1名付く形で実験をサポートしたことで、より細かく、深く接することができました」と話しています。また渡邊涼太さん(2年次生)は、「教員を目指しているので、子どもたちに接するのは説明の仕方や幅広い年代との接し方を学ぶ貴重な経験になりました。本学科では、科学教室のサポートや運営に携わる機会が多く、教職に欠かせない企画・立案力や人との接し方を、経験を通して身につけられるのがとてもよいと感じています。今後もぜひ参加していきたい」と話しています。

なお今回のイベントが参加者に好評だったことから、10月25日(日)にも同会場で「遊んで、楽しんで、そして学ぼう、秋のコサイエ・スーパー・サイエンススクール by ドクターアキヤマ」を実施する予定です。

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