工学部電気電子工学科の木村英樹教授が「日本太陽エネルギー学会フェロー」称号認定を受けました

工学部電気電子工学科の木村英樹教授がこのほど 、一般社団法人日本太陽エネルギー学会から太陽光発電分野で顕著な功績を挙げたとして「日本太陽エネルギー学会フェロー」の称号認定を受けました。この称号は、太陽エネルギー関連技術分野の見識に優れ、責任ある立場で長年にわたり指導的役割を果たすとともに学会の発展に顕著な貢献をなした会員に与えられるものです。

木村教授は、1996年から東海大学ソーラーカーチーム(現・スチューデントアチーブメントセンター・チャレンジプロジェクト「ライトパワープロジェクト」ソーラーカーチーム) のメンバーとして、太陽エネルギーの応用をはじめとする研究に従事。監督としてチームを世界最大級のソーラーカー大会である2009年のグローバル・グリーン・チャレンジと2011年のベオリア・ ワールド・ソーラー・チャレンジ(現・ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ) を連覇に導くなど、世界トップレベルの実績を挙げ続けています。近年は、学内研究グループとして産学連携でソーラー無人飛行機の開発などにも携わってきました。また、創エネルギー・省エネルギーの技術開発を担うエンジニア育成の観点から、日本太陽エネルギー学会と本学の主催で「電気自動車・燃料電池車・ソーラーカー製作講習会」を2005年以降から毎年開催し、その企画運営から講師までを担当するなどの啓発活動を続けています。

フェロー認定を受けた木村教授は「東海大学としてもカーボンニュートラル社会の実現に向けて、ますます貢献しなくてはならない。研究開発と人材育成の両面で努力していきたい」と話しています。