付属市原望洋高等学校 科学部の皆さんが遺伝子工学の実習体験を行いました。

 2022年8月24日に、付属望洋高校科学部1・2年生13名の皆さんが、顧問の加藤先生・圓山先生とともに湘南キャンパス生物工学科を訪問され、生物工学実験室で遺伝子工学の実習体験を行いました。

 実習に先立って、まず生物工学科の笹川教授が十分に安全に配慮したうえでマイクロピペッターの初歩的な使用説明を行い、実習で用いるアガロースゲル電気泳動の紹介などをしました。実習では生徒自身がDNA断片を含む溶液をアガロースゲルに注ぎ入れ、専用の装置を用いてDNA電気泳動を行いました。その後、DNAがあると蛍光を発する物質を用いて、DNAが電気泳動された様子を写真に撮影しました。

 最後に、その写真をもとに、遺伝子工学で使用される制限酵素などの試薬について説明を行いました。今回の実習体験は大学の実習テキストをもとに組んだ本格的なものであり、高大連携のメリットを生かし、高校では行えない本格的な内容の実験を経験することとなりました。