2022年11月8日18時09分ごろ,東の空で始まった皆既月食の様子を,田中真教授(航空宇宙学科)の研究室に所属する3年次生8名が,東海大学湘南キャンパスから天体望遠鏡を使って撮影しました.
学生は皆,今回が初めての天体観測でしたが,協力し合い手動で天体望遠鏡の方向を微調整し,焦点を合わせて皆既月食の変化を撮影することが出来ました.
撮影に使用した口径約200mmのシュミットカセグレン型の天体望遠鏡は,宇宙のゴミ・スペースデブリの計測用として研究室に導入されていたものです.田中教授は「天体ショーである皆既月食のタイミングを活用し,天体観測を通じて宇宙への憧れと興味を学生生活の中でさらに深めてもらうことができました」と語りました.