国際学科と政治学科の学生がエイチ・アイ・エスのインターンシップに参加しました

国際学部国際学科のセッション科目「グローバル・アクション・アドバンスド」(担当教員=和田龍太准教授)を受講する学生たちが8月21日から9月1日にかけて、株式会社エイチ・アイ・エス本社で行われたインターンシップに参加しました。学生たちに、グローバルビジネスの最先端を学んでもらい、自身のキャリア形成について考える機会をつくろうと、和田准教授が以前から交流のあった同社に提案し、駒沢女子大学との2大学合同インターンシップとして初めて実現したものです。本学科の学生13名と、政治経済学部政治学科の学生1名が参加。6、7月の事前研修ではエイチ・アイ・エスの現役社員たちが湘南キャンパスを訪れて、就職活動における企業研究の方法や、旅行業界の強み・課題などを解説しました。

初回となった8月21日には、社内見学やビジネスマナー研修などが行われたほか、期間中のミッションとして「架空の学校の修学旅行をプランニングする」課題が出題されました。学校から配布された仕様書や教育旅行基礎講座をもとに、学生たちは6グループに分かれて、教頭役の社員への営業ヒアリングを実施。ヒアリングで得た意向を踏まえ、実在する航空会社や観光地の情報をもとに、修学旅行中のスケジュールや交通手段、見積もり、旅先での学習内容などを計画。企画書をまとめ、最終日のプレゼンテーションでは独自の旅行案を提案しました。また、若手社員との座談会も行われたほか、学生一人ひとりにインターンシップ修了証書が手渡されました。

参加した学生たちは、「旅行業界で活躍したい気持ちがより強まりました」「以前参加した長期インターンシップでの経験を生かしてヒアリングができて手応えを感じました」と感想を話していました。和田准教授は、「学生たちがこの期間中に“多くの知識を吸収しよう”“自分がいいと思うものを他の人に伝えよう”と努力している姿を見て、インターンシップを実施してよかったと思いました。学生のうちから誰かと交流しながら仕事をする楽しさを知っておけば、就職活動も楽しく思えるのではないでしょうか。今回の取り組みをきっかけに、それぞれのキャリアについて具体的に考えてもらえたら」と期待を寄せています。