国際学部の学生有志とスチューデントアチーブメントセンターの「Tokai International Communication Club(TICC)」が2月17日に、神奈川県綾瀬市のオーエンス文化会館で開催された「あやせ国際フェスティバル」の運営に協力しました。このイベントは、綾瀬市が市内在住・在勤の外国人と日本人を対象に、文化交流を通して相互理解を深めてもらおうと毎年開催しているものです。
国際学部からは、学生プロジェクト「Ubumwe coffee Project」と内川明佳准教授の研究室に所属する学生らが参加。Ubumwe coffee Projectは、アフリカのブルンジからダイレクトトレードで輸入したコーヒー豆やコーヒーを販売しており、フェアトレードの必要性を伝えながら、売上金で現地に小学校を建設しようと学内外のさまざまなイベントに出展をしています。この日も、一杯一杯ていねいに淹れたコーヒーと合わせて、ブルンジで作られた雑貨も販売しながら、参加者と交流を深めていました。
TICCは、「異文化理解」「学習支援」「国際交流」を柱に、学部・学年を越えて活動する学生プロジェクトで、留学生とのスポーツやレクリエーションによる交流会、外国にルーツを持つ子どもたちの学習サポート、異文化理解を深めるためのシンポジウムやワークショップなどを開催しています。当日は、会場に日本文化を紹介するクイズラリーを実施したほか、内川研究室の学生とともに、「おはじき」や「ブンブンごま」といった日本のおもちゃで遊べるブースを運営しました。
参加した学生は、「多様なルーツを持つ人たちと年齢や国籍を超えて交流ができてよかった」「昨年度も参加しており、今回もとても楽しみにしていました。これからも学内外問わず、活動の幅を広げていきたい」と話していました。