日時: 2026年6月20日(土)10:55~12:35 (2限)
場所: 品川校舎 2号館2B-101教室
講師: 小松 由佳氏

<プロフィール>
ドキュメンタリー写真家。秋田県出身。文学部歴史学科考古学専攻2004年度卒業。2006年、世界第二の高峰K2(8611m / パキスタン)に日本人女性として初めて登頂。植村直己冒険賞受賞。
次第に風土に根ざした人間の営みに惹かれ、草原や砂漠を旅しながらフォトグラファーに転向。
2012年からシリア内戦·難民を取材。『人間の土地へ』(集英社インターナショナル/2021年9月)で第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞、『シリアの家族』(集英社/2025年11月)で第23回開高健ノンフィクション賞受賞。公益社団法人 日本写真家協会会員。
<講演要旨>
世界各地では戦争や紛争が絶えず、パレスチナやウクライナなどで、今日も多くの人々が故郷を追われています。UNHCRの最新予測によれば、2026年末には強制移動を強いられた人の数は世界で1億3,600万人に達するとされています。これは日本の総人口を上回る膨大な数です。
「難民」とはどのような存在で、故郷を失うとはどういうことなのでしょうか。
ドキュメンタリー写真家の小松由佳は、中東のシリアから逃れた人々の姿を2012年から追い続けています。取材で出会い、家族となったシリア難民の夫との「サスペンス劇場」さながらのパニック生活や、「多文化共生」への模索、さらに2024年末のアサド政権の崩壊など、妻、母親、写真家として見つめた激動のシリアと難民たちの姿をお話しします。
長期化するシリア情勢や難民を取り巻く国際社会の課題を自分事として捉え、私たちが生きる「世界の今」について共に考えてみませんか。
対象:一般・学生・教職員
料金:無料
問い合わせ先:追って掲載予定