「健康はだの21フェスティバル2018」に参加しました

健康学部健康マネジメント学科の柴田健雄講師と池内眞弓准教授が学生5名とともに、10月6日に秦野市・本町公民館で開催された「健康はだの21フェスティバル2018」に参加しました。同市は2002年から「壮年期死亡を減少させ、健康寿命の延伸を図り、生活の質を向上させる」ことを総合目標とする「健康はだの21」を策定し、栄養・運動・休養を中心とした健康づくり事業、生活習慣病を見直す場の提供などに取り組んでいます。今回の催しもその一環で開かれたものです。

開会にあたり同市の宮村慶和副市長が登壇し、「日本は長寿社会になっており、秦野市にも100歳以上の人が78名いらっしゃいます。これからはますます健康寿命を延ばして生活の質の向上を目指すことが重要です。皆さんが今日ここで体験したことを、ぜひ持ち帰ってご家族やご友人に伝えてください」とあいさつしました。続いて、石井直明教授が約100名の聴衆を前に「美と若さの秘訣」をテーマに講演しました。石井教授は、「あなたは何歳まで生きたいですか? そのためには、その5年前にどんな生活をしていなければならないか考えてみましょう」と問題提起。「元気で健康に過ごすためには、細胞を元気にすることが大切です。体内での栄養素の使われ方は人それぞれなので、健診を受けて健康状態を把握し、自分にあった健康法を考えて実践しましょう」と日常生活の重要性についてわかりやすく解説しました。熱心に聴講していた市内在住の69歳の女性は、「日ごろの食生活がいかに大切か、あらためてわかりました」と話していました。

会場には「健康状態見える化測定コーナー」が設けられ、健康学部の教員と学生たちが骨密度測定や体組成測定を実施。五十嵐菜生さん(1年次生)は、「日ごろはあまり接することのない年代の方とさまざまな話ができて、勉強になることが多くありました。骨密度の測定を担当しましたが、少し手を添えるだけで喜んでくれる人を目の当たりにして、将来は人の役に立つ仕事をしたいと思いました」と話していました。

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