健康学部健康マネジメント学科では、3月20日に神奈川県・ユニコムプラザさがみはらで開かれた「第3回ユニバーサル美容フェスタ」(主催=日本ユニバーサル美容協会)に出展しました。年齢や性別、病気や障害の有無にかかわらず、一人ひとりに適した美と健康情報を提供することを目的としたイベントです。本学科の西垣景太准教授、池内眞弓准教授、遠藤慎也助教と有志学生18名が体操教室やワークショップなどを企画し、当日は複数のブースを出展しました。
学生たちが教員の指導のもと考案した「いどみ体操」のコーナーでは、「ロコモ編」「職場編」「美容編」「疲労編」「子ども編」の5種類を参加者の年代に合わせて実演し、不調が出やすい箇所のほぐし方や、部位別に効果的なストレッチを丁寧に解説しました。健康に関するクイズのコーナーでは、大人向けと子ども向けの2種類を用意し、「筋力トレーニングは毎日やる方がいい?」「牛乳を飲むと身長が伸びるって本当?」など、日常生活に役立つ豆知識を紹介しました。また、運動だけでなく「食」の観点からも健康増進を推進しようと、低カロリーと味を追求したタルトを展示。おからや全粒粉を用いた「いちごの豆乳カスタードタルト」と、グルテンフリーで小麦アレルギーの人やダイエット中の人に適した「さつまいもとアーモンドの米粉タルト」の2種類を学生が考案し、作り方や栄養素について来場者に解説しました。各ブースでは最後に来場者から「あなたにとって“健康”とは?」をテーマに一言ずつ寄せてもらい、「楽しく笑顔で生きること」「体や心が元気な状態」など、一人ひとりの意見をまとめて紹介しました。
本イベントのリーダーを務めた長友明希さん(1年次生)は、「授業や学内外の勉強会で学んだこの1年の知識を還元できる企画を多数用意しました。中でも『いどみ体操』は、『いつでも』『どこでも』『みんなで』できる体操を目指し、子どもやお年寄りに向けた体操はもちろん、スーツを着たままでもオフィスでできる『職場編』や、女性向けにリンパを流してむくみを防止する『美容編』も考案しました。健康についてあらためて考える機会は多くないと思うので、これを機に少しずつ関心を持ってもらえれば」と語っています。