健康学部の遠藤助教が大学院体育学研究科の「2020年度第3回健康・スポーツ科学セミナー」で講演しました

大学院体育学研究科が1月29日にオンラインで開催した「2020年度第3回健康・スポーツ科学セミナー」で、健康学部健康マネジメント学科の遠藤慎也助教が講演しました。このセミナーは、学内外から健康やスポーツ科学の専門家を招き大学院生や教職員に知識の幅を広げてもらおうと、年に4回開催しています。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大によりWEBビデオ会議システム「Zoom」を用いてオンラインで実施。今回は2012年度に同研究科を修了した遠藤助教を含む同研究科の修了生3名が講師を務め、大学院生、学生、教員ら66名が参加しました。

当日は早稲田大学スポーツ科学学術院研究助手の小澤悠氏(2015年度修了)と、早稲田大学招聘研究員の木下敬太氏(2014年度修了)がそれぞれの研究テーマや大学院時代のエピソードを紹介。最後に遠藤助教が、「健康維持・増進にむけたコンディショニング法の探索」と題して講演しました。遠藤助教は同研究科修士課程を修了した後、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科に進学し、修士課程での成果をもとに「局所冷却と血流制限が脱トレーニングによって生じる筋力低下および筋委縮に及ぼす影響」について研究。扱っていた実験機器や研究結果などを解説したほか、「博士課程ではそれまでと異なる環境に身を置くことで、他大学の先生方とのネットワークが広がりました。授業運営や学生指導など、大学教員になるために必要な経験もできました」と自身の経験を振り返りました。

参加した大学院生からは、「博士課程への進学を考えている大学院生にとって参考になるお話が多く、修士課程のうちにやっておくべきことや日ごろの研究活動に対する姿勢などあらためて考える機会になりました」といった声が聞かれました。