横浜・桜木町でバリアフリーの現状を調査するワークショップを行いました

健康学部健康マネジメント学科では10月16日に、横浜市・桜木町でバリアフリーの現状を調査するワークショップを行いました。本学部では、健康を多目的にとらえるために学生が地域のフィールドを訪れ、問題を発見して解決するための方策を考え、実践する科目「フィールドワークA」を開講しており、今回のワークショップは「横浜サンタプロジェクト~企業の社会貢献活動に参加し、地域のつながりを体感する~」の事前学習として実施したものです。

NPOアクションポート横浜が主催する「横浜サンタプロジェクト2019」は、横浜に拠点や支社がある企業の社員ら500名以上の参加者が12月14日(土)にサンタクロースに扮し、ゴミ拾いや社会福祉施設にプレゼントを届けるまちづくりイベントです。本授業ではまちづくりを通して、どのように人や機関がつながれるか、健康な社会について実践的に学びます。

今回はプロジェクトの事前学習として「ユニバーサルなまちづくり」について、株式会社ミライロから講師を招き、本学部の履修学生6名とタイ・シーナカリンウィロート大学の大学院生12名と3名1チームに分かれてフィールドに出て実地調査をしました。グループごとに、まちづくりの良い点(Good points)と課題だと思うこと(Bad points)を見つけた後、再集合して振り返りました。メンバーは撮影した写真を見せながら、まちづくりで良い工夫として、弱視の方にわかりやすいように階段のふちに目立つ色分けをする、車いす利用者にもわかりやすい案内掲示を出すなどの意見を発表しました。一方、点字ブロックの上に置かれてしまっている自転車や力を入れて開かない扉が不便なのではないか等、それぞれの気づきを発表し合いました。グループワークや授業では、英語を用いて進めていきましたが、学生同士が工夫をしながら、積極的にコミュニケーションを取り合っていました。

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