教養学部人間環境学科2年次生の臼井咲希さんとゴン恒さんが、11月2日から12月3日にかけてオンラインで実施された「環境社会検定試験®(eco検定)」に合格しました。同検定は、環境と経済を両立させ「持続可能な社会」の実現を目指し、環境に関する体系的な知識を習得することを目的としています。

本学科では、自然環境、生活文化、社会環境の視点で、地域や地球の環境問題について幅広く学ぶカリキュラムを展開。臼井さんとゴンさんは、「過去問題集を見ると、日ごろ授業で学んでいる内容がほとんど出題されていたため、日々の授業をしっかりと受けて内容を復習し、専門用語などの細かな部分は問題集を解いて試験に臨みました」と話します。臼井さんは、「小さいころから自然環境に興味を持ち、入学時からeco検定を受験しようと決めていました。試験勉強を通じ、環境問題について幅広く学び直すきっかけにもなりました。機会があればまた受験し、今回より高い点数での合格を目指したい」と話しています。ゴンさんは、「留学生なので日本語の専門用語を覚えるのは大変でしたが、毎日勉強したおかげで模擬試験より得点が伸び合格することができました。大学院進学を考えているので、今回の結果を糧により深く環境について学んでいきたい」と語りました。
本学科の倉元隆之准教授は、「日々勉強を重ね目標通り合格したことは、素晴らしいの一言に尽きます。環境の問題は多岐にわたり、自然だけでなく、社会や生活、国際的な視点も必要となるため、試験を通じて基礎となる知識を習得できたと思います。この経験を次につなげてほしいですし、ほかの学生たちにもどんどん検定に挑戦してもらえるとうれしいです」と話しました。